2025.11.20

悪徳業者に注意!遺品整理の見積もりで失敗しないポイント

悪徳業者に注意!遺品整理の見積もりで失敗しないポイント

業者に依頼して「遺品整理の見積もり」を取りたいけれど、いくらかかるか不安。悪徳業者に高額請求されないか心配、と感じていませんか。

故人の家を片付ける遺品整理で、金銭的なトラブルは絶対に避けたいものです。結論から申し上げますと、複数の業者から見積もりを取り、提示された内容を厳しくチェックすれば、高額請求のリスクは大幅に減らせます。

見積もり依頼時に確認すべき優良業者の特徴は、以下のとおりです。

  • 特徴①必要な許認可を取得している
  • 特徴②見積書の詳細が明確である
  • 特徴③担当者の対応が丁寧で親身である

本記事では、遺品整理の見積もりで失敗しないポイントや安く抑えるコツ、費用相場について解説します。また、優良業者の特徴も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

監修者

悪徳業者を回避!遺品整理の見積もりで失敗しない5つのポイント

悪徳業者を回避!遺品整理の見積もりで失敗しない5つのポイント

故人との思い出が詰まった品々を整理する遺品整理は、信頼できる業者に適正価格で依頼したいものです。この章では、トラブルを避け納得のいく見積もりを取得するために、5つのポイントを紹介します。

ポイント①相見積もりを前提に3社以上選定する

遺品整理の見積もりは、必ず複数の業者に依頼する「相見積もり」を前提にしましょう。 1社だけの見積もりでは、提示された金額やサービス内容が適正かどうかを判断できません。

最低でも3社程度を比較検討すれば、地域の費用相場や、必要な作業内容が見えてきます。 業者選定の際は、インターネットの口コミだけでなく、自治体の許可(一般廃棄物収集運搬業許可など)を得ているかどうかも確認しましょう。

ポイント②必ず訪問見積もりを依頼する

電話やメール、LINEだけで見積もりを済ませようとする業者には注意が必要です。 遺品整理の費用は、部屋の広さだけでなく、荷物の量、必要な作業(仕分け、搬出、清掃、供養など)、建物の状況(エレベーターの有無など)によって大きく変動します。 

正確な金額を算出するには、現地での「訪問見積もり」が不可欠です。訪問見積もりを拒否したり、安易に「〇〇円でできます」と即答したりする業者は避けましょう。

ポイント③見積書の内訳を徹底的に確認する

訪問見積もり後に提示された見積書は、内訳を徹底的に確認してください。危険なのは「遺品整理作業 一式 〇〇円」といった、詳細が不明瞭な見積書です。

 「作業基本料」「人件費」「車両費」「廃棄物処分費」「オプション(清掃・供養など)」といった項目ごとに、金額が明記されているかを確認します。 不明な項目があれば、その場で担当者に質問し、納得できる説明を求めましょう。

 誠実な業者であれば、一つひとつ丁寧に説明してくれるはずです。

ポイント④追加料金の有無を書面で確認する

多いトラブルが「作業当日の追加料金」です。見積もり時には安価な金額を提示し、作業終了後に「想定より荷物が多かった」「特殊な処分費が必要だった」などと理由をつけ、高額な追加料金を請求する手口です。 

「当日の追加料金」を防ぐため、見積書に「追加料金は一切発生しない」旨を明記してもらうか、どのような場合に追加料金が発生するのかを書面で明確にしてもらいましょう。

ポイント⑤契約書の内容を必ずチェックする

見積もり内容に納得し、依頼する業者が決まったら、必ず契約書を交わします。契約書では、見積書通りの金額かどうかに加え、作業日時、作業範囲、支払い条件などを確認してください。

 また、遺品整理サービスは特定商取引法の「訪問販売」に該当する場合があり、クーリング・オフ(一定期間内の無条件解約)の対象となる可能性があります。 契約書にクーリング・オフに関する記載があるかも確認しておきましょう。

遺品整理の見積もりを安く抑える3つのコツ

遺品整理の見積もりを安く抑える3つのコツ

遺品整理の費用には、安く抑えるコツがあります。 見積もりを依頼する前に、以下の3つのコツを実践してみましょう。

コツ①事前に自分で不用品を処分する

遺品整理の費用は、基本的に「処分する物の量」に比例します。 明らかにゴミとわかるものや、大型の家具・家電で自治体の粗大ゴミとして出せるものは、先に処分しておくと、業者の作業量やトラックの積載量が減り、費用を削減できます。 

ただし、無理をして体を痛めたり、貴重品を誤って捨ててしまったりしないよう、できる範囲で行いましょう。

コツ②買い取りサービスを活用する

故人の品物の中に、価値のある骨董品、貴金属、ブランド品、まだ新しい家電などはありませんか。

遺品整理業者の中には買い取りサービスを併用しているところもあり、遺品整理費用から買い取り金額を差し引き、実質的な負担額を大幅に減らせる可能性があります。

ただし、業者によって査定額は異なるため注意が必要です。リサイクルショップや専門の買い取り業者に個別に見積もりを依頼した方が、高値がつくケースもあります。

コツ③訪問見積もりまでに仕分けを進める

業者による訪問見積もりまでに、ある程度の仕分けを進めておくのも有効です。 すべての荷物を細かく仕分ける必要はありませんが「残しておくもの(貴重品・形見)」「買い取り希望のもの」「処分するもの」の3種類に大別しておくだけでも、業者は正確な作業量を見積もりやすくなります。

 ダンボールなどに「貴重品」「処分」と貼り紙をしておくと、作業もスムーズに進み時間の短縮にもつながります。

遺品整理の見積もり前に知るべき費用相場

遺品整理の見積もり前に知るべき費用相場

適正な見積もりを判断するためには、おおよその費用相場を知っておきましょう。 間取り別の遺品整理費用相場 遺品整理の費用は、荷物の量や作業内容によって変動するため、あくまで目安です。

間取り別の相場は以下のとおりです。

◆遺品整理の費用相場(目安) 間取り費用

間取り

費用相場

作業人数(目安)

作業時間(目安)

1R・1K

30,000円~80,000円

1~2名

1~3時間

1DK

50,000円~120,000円

2名

2~4時間

1LDK

70,000円~200,000円

2~3名

2~6時間

2LDK

120,000円~300,000円

3~4名

4~8時間

3LDK

170,000円~500,000円

4~6名

5~10時間

上記の相場から極端に安い、あるいは高い見積もりを提示された場合は、理由をよく確認する必要があります。

見積もり依頼時に確認すべき優良業者の3つの特徴

見積もり依頼時に確認すべき優良業者の3つの特徴

費用だけでなく、安心して作業を任せられる業者かも重要なポイントです。 以下の3つの特徴を持つ業者を選ぶのをおすすめします。

特徴①必要な許認可を取得している

遺品整理で出たゴミ(一般廃棄物)を収集・運搬するには、市町村の「一般廃棄物収集運搬業許可」が必須です。 この許可は取得が難しく、優良業者かどうかを見分ける重要なポイントになります。

「産業廃棄物」の許可だけでは家庭ゴミは運べず、不法投棄につながる恐れもあるため注意が必要です。必ず「一般廃棄物」の許可か、許可業者と提携しているかを確認しましょう。

また、遺品を買い取る場合は「古物商許可」も求められます。見積もり時にこれらの許可証を提示できるか、担当者にしっかり確認してください。

特徴②見積書の詳細が明確である

見積書が「作業一式 〇〇円」といった大まかな記載になっていないか確認しましょう。詳細不明の見積書は「想定外の作業」などを理由に高額な追加料金を請求される原因となりやすいです。

信頼できる業者は「人件費」「車両費」「廃棄物処分費」「オプション」のように、料金を項目別に詳細に明記しています。 何にいくらかかるのかが明確であれば、後からのトラブルを避けられます。

不明な項目は必ずその場で質問し、納得できる説明を求めましょう。

特徴③担当者の対応が丁寧で親身である

遺品整理は遺族にとって、精神的な負担がとても大きい作業です。大切な故人の思い出の品々を扱うため、スタッフの対応は非常に重要です。

見積もり時の担当者の言葉遣いは丁寧か、不安や要望を親身になって聞いてくれるかを見極めてください。質問に曖昧に答えたり、その場で契約を強引に迫ったりする業者は、避けた方が賢明です。

なお、失敗しない遺品整理業者の選び方については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。

関連記事:失敗しない遺品整理業者の選び方は?チェックすべき8つのポイントをご紹介! | ビリーフ株式会社

遺品整理の見積もりについてよくある3つの質問

遺品整理の見積もりについてよくある3つの質問

最後に、遺品整理の見積もりについてよくある質問を3つ紹介します。それぞれ詳しく見ていきましょう。

質問①見積もりは無料ですか?

多くの遺品整理業者では、訪問見積もりや出張見積もりを無料で行っています。なぜなら、作業内容や物量を確認しなければ、正確な料金は算出できないためです。

業者によっては対応エリア外の場合や、遠方の場合に「出張料」や「交通費」を請求されるケースもゼロではありません。トラブルを避けるため、見積もりを依頼する際に「見積もりは交通費なども含めて完全に無料か」を電話やメールで確認しておくと安心です。

質問②見積もり後のキャンセルは可能ですか?

正式な契約書にサインをする前であれば、見積もり後のキャンセルは基本的に可能です。ほとんどの場合、キャンセル料などの費用も発生しません。

相見積もり(複数の業者から見積もりを取る)は一般的であるため、遠慮は不要です。もちろん「他社と比較して検討したい」と正直に伝えても問題ありません。

もし担当者がその場で契約を強引に迫るようであれば、その業者は避けた方が賢明です。

質問③遠方に住んでいても見積もりは依頼できますか?

遠方にお住まいの場合でも、見積もりは問題なく依頼可能です。多くの業者が、遺族の「立ち会いなし」での見積もりに対応しています。

具体的には、鍵を郵送で預け、業者が訪問して物量を確認します。作業当日の立ち会いも不要なケースがほとんどです。

まずは電話やメールで、故人の住所とご自身の状況を説明し、遠方対応が可能か相談してみましょう。

必ず相見積もりを!納得できる遺品整理を実現しよう!

必ず相見積もりを!納得できる遺品整理を実現しよう!

遺品整理は故人を偲ぶ大切なプロセスであると同時に、精神的にも肉体的にも負担の大きい作業です。 だからこそ、費用面でのトラブルは絶対に避けなければなりません。

高額請求を回避し、適正価格で依頼するためには、本記事で紹介した見積もりのポイントが非常に重要です。

  • ポイント①相見積もりを前提に3社以上選定する
  • ポイント②必ず訪問見積もりを依頼する
  • ポイント③見積書の内訳を徹底的に確認する
  • ポイント④追加料金の有無を書面で確認する
  • ポイント⑤契約書の内容を必ずチェックする

お伝えしたポイントを確実に実行すれば、悪徳業者を見抜き、信頼できる業者を見つけられます。まずは複数の業者に連絡を取り、訪問見積もりを依頼するところから始めましょう。

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