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2023.12.24
【プロが教える】不動産会社はどこに行けばいい?選び方や利用するメリット・デメリットをご紹介!
「不動産会社はどこに行けばいい?」「どのように業者を選べばいいの?」このように悩む方は少なくありません。
この記事では、プロの視点から不動産会社の選び方や、種類ごとのメリットデメリットについて解説します。ぜひ、最適な不動産会社探しの参考にしてください。
不動産会社の種類は4つ
不動産会社の種類には、以下の4つが挙げられます。
- 仲介会社
- ポータルサイトの運営会社
- 管理会社
- 物件の所有会社
ここではそれぞれに分けて解説しますので、詳しく見ていきましょう。
1.仲介会社
物件探しや引越しの際、仲介会社が大きな役割を担います。
仲介会社は、大家さんと借主の間に入り、物件探しや契約の手続きをサポートします。一般的に「不動産屋さん」と呼ばれるこれらの会社は、物件探しのプロセスを大きく左右する存在です。
駅の近くにあり、間取りを窓に貼っている会社が仲介会社の一例として挙げられます。入居者は物件が決まったタイミングで仲介手数料を支払いますが、会社によっては家賃の半月分や無料とする場合もあります。仲介会社は物件を保有していないため、同じ物件を複数の会社で見ることも可能です。
2.ポータルサイトの運営会社
多くの人が不動産屋さんと誤解している賃貸ポータルサイトは、実際にはIT企業によって運営されています。スーモやホームズなどの大規模サイトは、全国の仲介会社から広告費を受け取り、物件情報を掲載しています。
これらのサイトは物件探しの初期段階で役立ち、サイト内のフィルター機能を活用して効率的に希望に合った条件を検索可能です。
3.管理会社
賃貸物件を日々管理するのが管理会社です。物件探しから契約までのサポートは仲介会社が担い、入居後のサポートは管理会社が担当します。具体的には、物件のトラブル対応や建物管理、家賃の回収などを行います。
また、物件探しの際には、管理会社と直接連絡を取ることはあまりありません。しかし、審査や内見時には仲介会社を通じて関わることがあります。
4.物件の所有会社
物件の所有者は、一般的に個人のオーナーである場合がほとんどです。しかし、企業が物件を保有しているケースもあります。これらの企業は物件の保有会社と呼ばれています。
物件探しから住み始めるまでの間、直接関わる機会は少ないかもしれませんが、物件の背景を知るうえで重要です。保有会社が誰であるかを調べることによって、物件管理や運営方針を知ることにつながるため、物件選びの参考になります。
信頼できる不動産会社の選び方は5つ
信頼できる不動産会社の選び方は、以下の5つが挙げられます。
- おとり物件の扱いがない
- 丁寧なヒアリングをしてくれる
- 担当者のレスポンスが早い
- 物件のデメリットも教えてくれる
- 申込や契約を急かしてこない
ここではそれぞれに分けて解説しますので、詳しく見ていきましょう。
1.おとり物件の扱いがない
おとり物件とは、不動産屋さんが集客目的で利用している実際には借りられない物件のことを指します。インターネットや店舗の窓面に掲示されることがありますが、これらが全て募集終了している場合はおとり物件を扱っているおそれがあります。
1〜2件であれば本当に直近で募集が終了したケースも考えられますが、あまりにも多いような場合は注意が必要です。
2.丁寧なヒアリングをしてくれる
不動産屋は営利目的の企業であり、ときには営業的に物件を押し売りのように接することも考えられるかもしれません。しかし、重要なのは自分のニーズに合致した物件を提案してくれる不動産屋を見つけることです。
自分の求める条件を丁寧にヒアリングし、提案してくれる不動産屋を選ぶことで望む物件を見つけられるようになります。
3.担当者のレスポンスが早い
人気の物件は、問い合わせが入るとすぐにほかの申込者に回らないことがほとんどです。そのため、営業マンとのやり取りが重要となります。
迅速にレスポンスしてくれる担当者は、そのお客様に真摯に向き合っているといえます。レスポンスの早さは、メールでの問い合わせから2〜3時間以内に返信が返ってくることがひとつの目安です。
4.物件のデメリットも教えてくれる
物件のデメリットは、入居前に知っておきたい重要な情報です。不動産屋には告知事項以外のデメリットを伝える義務はないものの、騒音や雨漏りなど入居後に問題となる可能性のある事項は事前に確認が必要です。
また、現在住んでいる人の状況なども入居前に把握しておくことで、よりよい物件選びができるようになります。物件のマイナス面を事前に知ることは、後悔のない住まい選びのために重要です。
5.申込や契約を急かしてこない
無闇に申し込みや契約を急かしてこないかも、チェックしておきたいポイントです。不動産屋から申込を急かされることがありますが、それが本当に人気の物件である場合も考えられます。事前に周辺物件の相場を調査しておくことをおすすめします。
内見後の申込みへのプレッシャーを感じることもあるかもしれませんが、判断に迷う場合は「家でサイズなどを確認したい」と伝えることで、慎重な選択が可能です。
【タイプ別】不動産会社を利用するメリット・デメリット
不動産会社を利用するメリット・デメリットを以下のタイプごとにご紹介します。
- 大手不動産
- 地元不動産
- ポータルサイト
1.大手不動産
大手不動産のメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット
大手不動産会社は数多くの実績があり、高い信用性があることがメリットです。最近ではインターネットによる情報拡散の影響により、おとり物件の利用や不人気物件の押し売りなどコンプライアンス違反を避ける傾向が強まっています。
また、初期費用のクレジットカード決済が可能な場合も多いようです。これにより、顧客にとって支払いがスムーズにできることもメリットだといえます。
デメリット
大手不動産会社では、厳格な基準と方針が設けられているため、初期費用や賃料に関して柔軟な交渉が困難な場合が多い傾向です。これは、大手企業が一貫したサービスを提供するために必要な措置といえます。
しかし、顧客にとっては自分のニーズや予算に合わせた交渉の余地が少ないことはデメリットです。とくに予算に限りがある場合や特殊な要望を持つ顧客にとっては、この点が物件選びの障害となり得ます。
2.地元不動産
地元不動産のメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット
現代の不動産業界では、多くの不動産会社が賃貸ポータルサイトや自社のホームページに物件情報を掲載しています。しかし、掲載には広告料が必要であるため、すべての物件が載せられるわけではありません。
とくに人気物件は、ポータルサイトに掲載しなくてもすぐに借主が決まることが多いことや、管理会社や大家さんの都合によって掲載が不可能な場合もあります。そのため、直接不動産屋さんを訪れることによって、ウェブ上にはない物件情報を見つけられるチャンスがあります。
デメリット
地元不動産を利用する際のデメリットは、来店にかかる時間と費用が増加することが挙げられます。また、店舗に来店した後、希望条件を詳しく伝えて物件の提案を受ける過程で多くの時間がかかる点にも注意が必要です。
さらに、複数の不動産会社への訪問やこれは遠方からの引っ越しを検討している場合、それだけ時間がかかることになります。
3.ポータルサイト
地元不動産のメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット
賃貸ポータルサイトの最大のメリットは、その物件数の多さにあります。自分の希望に合った物件を豊富な情報から簡単に見つけることが可能です。
また、希望条件を事前に保存しておけば、新着物件情報の通知を受け取り、物件のフォローアップが簡単になります。さらに、同じ条件で絞られた物件を簡単に比較できるため、効率的に自分に合った物件を選べるようになります。
デメリット
賃貸ポータルサイトは便利ですが、おとり物件に注意する必要があります。これらは既に成約済みであるにもかかわらず、募集中のように偽って掲載されている物件や、実在しない物件のことです。
これらの物件は不動産業者が自社への集客を目的として使用していることが多く、賃貸ポータルサイト上の取り締まりが強化されているにもかかわらず、完全にはなくなっていません。
さらに、複数の会社が同じ物件を紹介しているケースもあり、入居申し込みや成約情報がタイムリーに反映されないこともデメリットです。
不動産 どこに行けばいいでよくある3つの質問
不動産 どこに行けばいいでよくある質問には、以下の3つが挙げられます。
- 質問1.物件探しはどれくらい時間がかかる?
- 質問2.物件探しのポイントは?
- 質問3.岡山市にある売買に強い不動産は?
ここではそれぞれに分けて解説しますので、詳しく見ていきましょう。
質問1.物件探しはどれくらい時間がかかる?
賃貸物件を探し始めてから引っ越すまでに必要な期間の目安はおおよそ1ヶ月半から2ヶ月とされています。この期間には物件選びから契約、引っ越しまで含まれています。
具体的には、物件を決めるのに約1~2週間、審査から契約に1週間程度を要し、現在の大家さんに退去を通知してから実際に引っ越すまで約1ヶ月が一般的です。物件選びに余裕を持ちたい場合は、これよりも早めから探し始めるようにしてください。
質問2.物件探しのポイントは?
物件探しの際、意識したいポイントは以下の3つが挙げられます。
- 周辺環境を確認する
- 希望条件・優先順位を明確にしておく
- 物件のマイナス情報も聞く
物件探しでは、昼夜の環境差や周辺の騒音、光源などを確認し、希望条件と優先順位を明確にすることが重要です。また、不動産屋にはマイナス面も確認し、積極的に情報収集するように心がけてください。
質問3.岡山市にある売買に強い不動産は?
岡山市には、地元密着型や大手不動産会社など、売買に強い不動産業者が多数あります。しかし、担当者との相性や自分がどのような家に住みたいのかを考えたうえで、相談に訪れるようにすることをおすすめします。
岡山市で不動産売買を検討している方は、こちらの記事で業者の選び方やおすすめしたい不動産屋について紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
関連記事:【2023年度最新】岡山市にある売買に強い不動産10選|失敗しない選び方のポイントも紹介! | ビリーフ株式会社
まとめ
不動産会社の種類やそれぞれのメリット・デメリット、選び方について解説しました。不動産の購入は人生で1、2回あるかないかの大きな買い物です。
そのため、不動産会社の種類ごとの特徴や選び方を事前に知っておくことは重要だといえます。ぜひ、この記事で解説した内容を参考にして自身に合った不動産会社を選び、理想の住宅を手に入れましょう。
なお「ビリーフ株式会社」は不動産の買取・仲介だけではなく、不動産に関するさまざまなご相談を承っております。
不動産の購入時や売却時のわかりにくい諸費用や流れについても丁寧にご説明させていただきますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。⇒公式LINEアカウントによる不動産のお悩み相談はこちらから